2026-09-18
LINE友だち数・ID連携率向上
LINE連携Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」導入事例インタビュー


SINSIN | 新進工房 公式オンラインストア|株式会社仙入
インタビュイー
株式会社仙入
代表取締役 仙入 寛章 様
株式会社仙入
取締役 仙入 雅之 様
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国内工房で、財布やバッグなどの革製品を企画・製造・販売まで一気通貫で手がける「新進工房」。職人自らがものづくりの背景や制作現場をYouTubeで発信し、商品が生まれる過程や作り手の想いを伝えることで、お客様との距離を縮めてきました。
同社のものづくりの根底にあるのは、「職人が作り、職人が届ける」という考え方です。ライブ配信やアンケートを通じてお客様の声を直接聞き、その声を商品づくりに反映しながら、ブランドを一緒に育てていく関係を築いています。
CRM PLUS on LINEの導入・活用にあたっては、HEAVEN Japanが提供するDX支援パッケージ「つなデジ」も参画されています。ShopifyとLINEの連携を軸に、YouTubeを起点とした購買導線の分析や、顧客接点の設計、施策の実行支援を進めています。
今回は、新進工房がつなデジとともに取り組むCRM施策について伺いました。
新進工房は財布・バッグなどの革製品を、国内工房で企画・制作・販売まで一気通貫で手がけています。
私たちが大切にしているのは、「職人が作り、職人が届ける」という考え方です。商品を企画する人、実際に手を動かして作る人、お客様に届ける人と分断されるのではなく、職人自らがものづくりに向き合い、その背景や思いまでを発信している点が特徴です。
革職人の現場は、一般の方から見ると見えにくい部分も多いと思います。オートメーションで作っているのではなく、職人が手を動かしている。その現場を知ってもらいたいという思いがあります。

商品づくりにおいて重視しているのは、お客様の声を反映することですね。新進工房では、もともとYouTubeやライブ配信を通じて、お客様のコメントや反応を商品づくりに活かしてきました。
職人として自分たちが作りたいものを形にするだけでなく、アンケートやライブ配信のコメントなどを通じて寄せられる声を拾い上げ、商品アイデアを磨き上げています。
企画・製造が社内で完結しているため調整コストが小さく、最短1週間以内に商品化できるのも新進工房の強みです。

ライブ配信で出たアイデアをもとに数日でサンプルを作り、またお客様に見てもらいながらブラッシュアップしていく。そうした近い距離でお客様の声が商品に反映されることで「自分の意見がブランドに届いた」という実感が生まれ、ファンになっていただいているのかもしれないですね。
つなデジさんとの出会いは、CRM PLUS on LINEのユーザー会がきっかけでした。
LINEの活用を進めるために参加していたユーザー会で、CRM PLUS on LINEを利用するマーチャントさんがセミナー形式で事例を紹介するコーナーがあり、そこに今川さんが登壇されていました。その内容がとても実践的だったんです。
当時、ShopifyやLINEを使ったCRM施策をどう進めていくかを考えていたタイミングでもあったので、「これは一度相談したい」と感じて、そこからお話しさせていただきました。

現在は、CRM施策の設計からShopify運用の相談、YouTube分析の仕組みづくりまで、かなり幅広く伴走していただいています。
特に大きいのが、YouTubeを起点とした購買導線の分析です。これまでは、YouTube全体からどれくらいサイトに来ているかは見えていたものの、どの動画が売上につながっているのかまでは把握しづらい状態でした。
そこで今、動画ごとの流入や売上への貢献を可視化できる仕組みをつくっていただいています。レビュー動画なのか、コラボ動画なのか、買い物ガイドなのかといった動画の種類ごとに分析できるようにし、YouTubeからShopify、LINE連携へとつながる流れを改善していけるようにしています。
単発の施策で終わらせるのではなく、YouTube、Shopify、LINEをつなげて、お客様との関係性を継続的に深めていくための取り組みを、一緒に進めていただいている形です。今では、今川さんはじめ、つなデジの支援なしでは成り立たないくらいです。
つなデジとは、株式会社HEAVEN Japanが提供する、Shopifyを中心としたデジタルマーケティング支援サービスです。自社EC運営で培った知見をもとに、CRM・データ活用・Shopify Flowによる自動化・LINE連携・AI活用などを組み合わせ、施策設計から実装、運用・効果検証までを支援しています。
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広告やYouTubeを通じて、新しいお客様に新進工房を知っていただく機会は広がっていました。一方で、その接点を一度きりで終わらせず、継続的につながり、もう一度選んでもらうための関係づくりには課題がありました。
そこで着目したのが、ShopifyとLINEの連携です。Shopify上の会員情報とLINEのIDを連携することで、どのお客様がどの商品を購入されたのか、どのような関心を持ってくださっているのかを把握しやすくなります。
その情報をもとに、お客様にとって必要な情報を、必要なタイミングで届けていく。そうしたCRM施策に取り組むために、LINE連携を強化していきました。
以前からLINEは活用していたものの、LINE上でつながっているお客様が、どの商品を購入されているのか、どのような関心を持っているのかまでは把握しづらい面がありました。
CRM PLUS on LINEであれば、LINEのID連携を通してLINE上でつながっているお客様とShopify上の会員情報・購入履歴を紐づけることができます。また、お客様との双方向のコミュニケーションをより深めたかったことも理由のひとつです。新進工房では、ライブ配信やアンケートを通じてお客様の声を商品づくりに反映してきました。
LINEでも同じように、一方的に情報を届けるだけでなく、お客様の反応や声を受け取りながら、関係性を育てていくことを重視しています。
そのため、Shopifyの顧客情報とLINEを連携し、お客様に合わせたコミュニケーションを設計できるCRM PLUS on LINEは、お客様と一緒にブランドを育てる考え方に、合っていましたね。
直近だと、新作販売やセールと組み合わせたキャンペーンを実施し、LINE追加やID連携を促す取り組みも行っています。
YouTubeで商品や制作背景に関心を持っていただいたお客様と、その後もLINEでつながることで、購入後のコミュニケーションや次の施策につなげられるようにしています。
4月には、YouTube動画を通して、会員登録・LINEのID連携をしていただいたお客様に向けて、30%OFFクーポンをプレゼントするキャンペーンを告知しました。
動画内では、キャンペーンの案内に加えて、LINEのID連携方法も具体的に紹介しています。
会員登録は少し手間に感じられることもありますが、LINEを使えばスムーズに登録・連携できること、LINE登録によってお得な情報をいち早く受け取れることなどのメリットも紹介。
あわせて、LINE会員向けの特別セールや、LINE会員登録者限定のサンプルプレゼントなど、LINE連携によって得られるメリットも紹介。視聴者にとって「登録すると何が嬉しいのか」が伝わるようにしています。
また、長尺動画だけではなく、LINEのID連携方法を短くまとめたショート動画も作成しました。手順を簡潔に見せることで、初めてのお客様にもわかりやすく伝えるためです。

この施策には大きな反響があり、LINE連携数・売上ともに大きく伸びました。特にLINEのID連携数は、前月比で約3倍に増加しています。
YouTube動画の中で、LINE連携によって受け取れる特典やセール情報を具体的に伝えたことで、視聴者が「登録するメリット」を理解しやすくなったことも、成果につながった要因のひとつだと考えています。
加えて、LINE連携した会員の購入実績を見ると、新規・リピートそれぞれ200名以上の購入につながる成果も出ています。
YouTubeを通じて新進工房のものづくりや商品の魅力を知ってもらい、興味・関心が高まったタイミングでLINE連携へつなげる。さらに、LINE連携後はシークレットセールをきっかけに購入を促し、その後のコミュニケーションや次の施策へとつなげていく。
認知からLINE連携、購入、継続的なコミュニケーションまでを一連の流れとして設計できたことが、LINE×CRM施策の手応えにつながっています。

現在では、Shopify上で会員登録したお客様のうち、約7割がLINEのID連携まで進んでいます。LINE連携済みのお客様との接点が増えたことで、連携者限定のキャンペーンやアンケート施策など、購入後のコミュニケーションを広げる土台ができつつあります。
LINEのID連携済みのお客様だけがサイト上で閲覧できるアンケート画面を用意し、商品づくりにお客様の声を取り入れる取り組みも行っています。
例えば、次回発売予定のバッグについて「どちらのデザインがよいか」を聞くなど、商品が完成してから案内するのではなく、企画やデザインを検討する段階から、お客様に参加していただける仕組みをつくっています。

新進工房では、もともとYouTubeやライブ配信を通じて、お客様のコメントや反応を商品づくりに活かしてきました。LINEのID連携によって、そうした双方向のコミュニケーションを、購入後のサイト上の接点にも広げられるようになっています。
LINE連携済みのお客様に限定してアンケートを表示することで、関心度の高いお客様の声を集めやすくなり、新作への期待感を高めながら、商品づくりへの参加感も生まれます。単なる販促ではなく、お客様と一緒に商品をつくり、ブランドを育てていくためのCRM施策として活用しています。
今後は、LINE連携後のメッセージ配信を強化していきたいと考えています。
現在は、LINE連携を促す仕組みづくりや、連携済みのお客様に向けたアンケート施策などに取り組み始めている段階です。今後はそこからさらに一歩進めて、ポイント施策とも連動しながら、購入後のフォローや新作案内、アンケートへの参加促進など、LINE連携後のお客様に向けたコミュニケーションをより丁寧に設計していく方針です。
また、商品づくりにおけるAI活用にも取り組んでいきたいと考えています。ライブ配信で寄せられた声をもとに、AIを使ってデザインや色、形のイメージを可視化し、その反応をまた商品企画や次の施策に活かしていく。そうした形で、お客様の声をよりスピーディに商品づくりへ反映できるようにしていきたいです。
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新進工房の強みは、ライブ配信やYouTube、TikTokを通じて、お客様とリアルタイムにやり取りできることです。そこにShopifyやLINEでのコミュニケーションを組み合わせることで、商品を知っていただくところから、購入後の関係づくり、次の商品企画への参加までをつなげていく。
YouTubeやTikTokで生まれた関心をShopifyでの購入につなげ、LINEで継続的にコミュニケーションを取りながら、また次の商品づくりや施策に活かしていく。そうした循環をより大きくしていくことが、今後取り組んでいきたいテーマです。
※記事の内容は掲載時点(2026年9月)のものです。
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