LINEのID連携と顧客タグの活用で、LINE公式アカウントだけでは実現できない柔軟なメッセージ出し分けを可能に
Shopifyのベーシックプラン・CRM PLUS on LINEのFreeプランからご利用いただけます
LINE連携時に自動で「line」タグを付与するほか、配信したいメッセージに合わせた情報取得・タグへの反映フローにもノウハウがあります
全ての友だちに対して一律で同じメッセージを送る「全配信」に対し、ユーザー属性や購買情報など、何かしらの切り口でメッセージを出し分ける配信を方法を「セグメント配信」と呼びます。
LINEはユーザーにとって身近なプラットフォームである分、自分に関係ないと感じるメッセージばかりが届くとすぐにブロックされてしまいかねません。
また、LINE公式アカウントでは、プラン毎の無料メッセージ通数を超えると追加メッセージ料金が発生するため、友だち数や配信通数に合わせてメッセージ配信方法と内容を考えていくことが、費用対効果を向上させるうえで重要です。
セグメント配信には大きく分けて2種類の実施方法があります。
本記事では、2の方法について紹介していきます。LINE公式アカウントのみでできる1については、下記の記事をご参照ください。
「誰に配信するのか」をShopifyの「顧客タグ」で指定し、「CRM PLUS on LINE」でLINEメッセージの配信が可能です。「顧客タグ」とは、簡単にいうとユーザーをラベリングできる機能で、それぞれのユーザーに適切なラベルを付与することで、より効果的なセグメント配信を実現できます。
実際に顧客タグを使ったLINEメッセージ配信の例としては、次のようなものがあります。
また、「CRM PLUS on LINE」を利用してID連携した方には自動で「line」タグが付与される仕組みになっています。会員登録フォームの入力項目と連動して、「誕生日」「お気に入り店舗」などをタグに自動で付与することも可能です。(詳細はこちら)
これにより、下記のようなセグメント配信もスムーズに実現可能です。
その他のタグの付与・活用方法については、下記記事を併せてご一読ください。
Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」の管理画面から、LINE配信 > セグメント配信 を選択すると、配信先をタグで絞り込める画面になります。
タグの入力欄に「LINE」を入れ、LINE連携者を絞り込みます。
※「LINE」タグは、CRM PLUS on LINEを介したLINE連携者に自動で付与されるタグです。
プレビューで配信対象者を確認し、「メッセージを作成する」ボタンから送りたいメッセージをデザインして配信します。メッセージは、弊社配信ツール「メッセージマネージャー」で作成できます。
メッセージタイプは、テキスト・イメージマップ・Flex Messageの3つが選択可能です。
Flex Messageは耳なじみが無い方も多いかもしれませんが、複数の要素を組み合わせてHTMLに近い感覚でレイアウトを自由にカスタマイズできるタイプのメッセージです。おすすめ商品の紹介に使えそうなものから、レシートのようなものまで、幅広いテンプレートが用意されています。
人気のカルーセル(カードタイプ)タイプのメッセージも設定可能です。
Flexメッセージの詳細・詳しい設定方法については、下記ページをご参照ください。
◆Flexメッセージを配信する | CRM PLUS on LINE活用ガイド
アプリ管理画面から顧客タグで絞り込み、メッセージを配信する流れは同様です。
タグの入力欄に「1月誕生日」等ストアごとに設定したタグを入れ、配信対象者を絞り込みます。
「まだ誕生日に関する顧客タグを設定していない」という場合には、こちらの記事を参照の上、顧客タグを付与してから配信対象者の絞り込みを行なってください。
Shopify Plusをご利用の場合、会員登録フォームの入力項目と連動して「誕生日」「お気に入り店舗」などもタグに自動付与できます。Shopifyベーシックの場合でも、Shopifyの顧客セグメント機能やタグ付与の自動化アプリ等を組み合わせることで、多様な設定が可能です。
CRM PLUS on LINEを介してID連携したユーザーには自動で「line」タグが付与されます。Shopifyの顧客管理画面から「line」タグで絞り込むことで、LINE連携者限定メッセージの配信対象を選択できます。
LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)を利用したセグメント配信では、LINE公式アカウントが保有するデータを元にセグメント配信を行えます。一方、「CRM PLUS on LINE」のようなID連携ができるツールを併用すると、ECサイト(Shopify)のデータを元にしたより柔軟なメッセージ配信も手軽に実施可能になります。詳細はブログ記事で解説しているので、ぜひ併せてご一読ください!
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