LINEのID連携がされたユーザーに向け、Shopify上の顧客データでセグメント分け(特定の商品購入者・1回だけ購入しているお客様向けなど)をしたメッセージ配信ができます。
大きく分けて3つの手順で配信を設定していきます。
1. Shopify顧客管理 > お客様セグメントで、配信用のセグメントを作成する
2. CRM PLUS on LINEのセグメント配信で配信先を選択する
3. メッセージマネージャーで文面を作成する
Shopify顧客管理 > お客様セグメント に進み、「テンプレート」または「絞り込み」でセグメントを作成します。
CRM PLUS on LINEからのセグメント配信は、LINEのID連携ユーザーのみに配信可能です。
※ID連携を行なっていない、友だち追加しただけのユーザーにも配信したい場合は、LINE Official Account Managerから配信してください。
関連記事)LINEのID連携を促すメッセージを、ID未連携の友だちだけに送る方法
まずは「line」顧客タグを含む形で条件を設定していきます。「line」タグは、CRM PLUS on LINEを介したLINE連携者に自動で付与されるタグです。
自動で選択候補が表示されるので、「顧客タグ」を選択します。
「customer_tags CONTAINS 'line' 」(意味:CRM PLUS on LINEを介したID連携ユーザーに自動付与される『line』の顧客タグを含む)を指定します。
「LINEのID連携ユーザーだけにメッセージを送りたい」という場合は、ここまで設定したら、手順2「CRM PLUS on LINEのセグメント配信で配信先を選択する」に進んでください。
「LINEのID連携者」に加えて追加したい条件があれば、「AND」や「OR」の接続詞で追加できます。
下記にて主要な設定例を紹介していきますが、お客様セグメントの絞り込みについては、Shopifyの公式サポートページも併せてご参照ください。
◆お客様セグメントのコンポーネント | Shopifyサポートセンター
例として、「LINEのID連携をしていて」かつ「1月誕生日」タグがついている顧客にLINE配信をしたい場合は、下記のように設定します。
セグメント基準に2つ以上の絞り込みがある場合は、かっこでまとめます。この場合、かっこ内の絞り込みが最初に適用されます。
例)LINEのID連携をしていて、「商品 A」もしくは「商品B」を購入した顧客へLINE配信する場合
テンプレートではよく利用されるセグメント条件を紹介しており、選択するだけで絞り込み条件を設定することが可能です。
絞り込みをクリックすると、どんな条件で絞り込めるのか一覧で表示されます。
今回は、例として、「注文回数が1回のユーザー」で絞り込んでセグメントを作成してみます。
セグメント名を設定し、保存をクリックします。
以上で配信用のセグメント作成は完了です。続いて、CRM PLUS on LINEでの配信設定に移動します。
CRM PLUS on LINE管理画面TOP>LINE配信>セグメント配信>配信先>配信先を選択するをクリックします。
手順1で作成したお客様セグメント(今回の例では『(LINEのID連携をしており)かつ注文回数が1回の方)を選択し、完了ボタンを押します。
配信先プレビューに選択肢したセグメントで配信できるユーザーが表示されました。
メッセージを作成するには「メッセージを作成する」をクリックします。
クリックすると、弊社配信ツール「メッセージマネージャー」の管理画面へ遷移します。
メッセージタイプは、テキスト・イメージマップ・Flex Messageの3つが選択可能です。
Flex Messageは耳なじみが無い方も多いかもしれませんが、複数の要素を組み合わせてHTMLに近い感覚でレイアウトを自由にカスタマイズできるタイプのメッセージです。おすすめ商品の紹介に使えそうなものから、レシートのようなものまで、幅広いテンプレートが用意されています。
人気のカルーセル(カードタイプ)タイプのメッセージも設定可能です。
Flex Messageの詳細・詳しい設定方法については、下記ページをご参照ください。
◆Flex Messageを配信する | CRM PLUS on LINE活用ガイド
CRM PLUS on LINEに関するお問い合わせやご相談など、お気軽にお問い合わせください。