2026-03-16

店舗・EC LINE連携

LINE連携Shopifyアプリ「CRM PLUS on LINE」導入事例インタビュー

ワイ・ヨットがLINE公式アカウント統合を経て実現した、“店舗ごとの特色を残しながらECともつながる” LINE活用

Y.YACHT STORE(ワイ・ヨットストア)公式通販サイト および 直営専門店

株式会社ワイ・ヨット

1949年の設立以来、キッチン・ダイニング用品を中心に、百貨店・専門店向けの上質な商品を取り扱う商社として成長。知識豊富な道具選びのプロが厳選した、良い道具をご提案いたします。

インタビュイー

株式会社ワイ・ヨット
デジタル推進本部 DX担当
北村 道雄 様

株式会社ワイ・ヨット
オンライン直営事業部
Y.YACHT STORE (公式通販サイト)担当
板橋 裕作 様

写真左:北村 道雄 様、写真右: 板橋 裕作様

株式会社ワイ・ヨット
ラ・クチーナ・フェリーチェ 高槻店 ショップマスター
木村 和子 様

※本文中の役職等は取材時(2025年8月)時点のものです。

・・・・

キッチン・ダイニング用品を中心に展開する株式会社ワイ・ヨットでは、店舗とECの顧客データをShopifyに一元化し、その接点としてLINE公式アカウントを活用する体制づくりを進めてきました。

2024年8月には、オンラインストアの統合に伴ってLINE公式アカウントの統合も実施。お客様にとって分かりやすく、なるべく手間のかからないフローで移行手続きを進め、現在は統合後のLINE公式アカウントで「各店舗ごとの特色を活かしながら、ECとも連携しているLINE活用」を実現しています。

本記事では、アカウント統合の舞台裏や、店舗ごとの特色を活かしたLINE配信の実践例を中心に、CRM PLUS on LINE活用術を伺いました。

基本情報

※全て掲載時点(2026年2月)

CRM PLUS on LINE導入の目的

本記事で紹介している施策

店舗・ECと連携したLINE活用を実現するため、CRM PLUS on LINEを導入

ー まずは「Y.YACHT STORE(ワイ・ヨットストア)」と「ラ・クッチーナ・フェリーチェ」について教えてください。

どちらも株式会社ワイ・ヨットが運営している、キッチン・ダイニング用品を中心に取り扱うお店です。実店舗は「Y.YACHT STORE(ワイ・ヨット ストア)」と「ラ・クッチーナ・フェリーチェ」それぞれのブランドで展開していますが、オンラインストアは2024年8月に「Y.YACHT STORE」に統合しました。

Y.YACHT STORE ランキングページより

また、ストア統合のタイミングでLINE公式アカウントも統合しています。

「1つのShopifyストアに紐付けられる(ID連携できる)LINE公式アカウントは1つだけ」という仕様があったため、元々ブランドごとに運用していた2つのLINE公式アカウント(Y.YACHT STOREとラ・クッチーナ・フェリーチェ)を、「Y.YACHT STORE」に統合しました。

※アカウント統合の話は次章で詳しく伺います!

ー CRM PLUS on LINE を導入いただいたのは2023年10月頃だったので、導入から約1年後にアカウント統合を行った形ですね。
まずは、2023年当時の CRM PLUS on LINE 導入理由について教えてください。

店頭とECの顧客データを一元管理し、LINEでの会員証表示などのユーザーフレンドリーな施策を少ない工数で実装できるため、CRM PLUS on LINEの導入を決めました。

ワイ・ヨットは店舗をご利用いただくお客様が多いため、「LINE会員証で、店舗のユーザー体験を向上させること」と「ご利用店舗に合わせた情報をお届けすること」の優先度が高いです。

ECと連携した施策にも取り組み始めていますが、ワイ・ヨットの場合は「店舗にしかない商品・ECにしかない商品」なども多いため、まずは店舗・ECのデータをShopifyに一元化し、一元化したデータを元にCRM PLUS on LINEでLINE配信を行う体制づくりが重要でした。

ー 店舗・EC・LINE連携の仕組みは、スムーズに導入できましたか?

はい。Shopifyを中心に、店舗(スマレジ)との連携には「Omni Hub」、LINEとの連携には「CRM PLUS on LINE」を用いることで、詳細な仕様で悩むことなく、店舗・EC連携の仕組みをスピーディーに導入できました。工数も費用も最小限で実現できたと思います。

Y.YACHT STORE のアプリ構成図

関連リンク:LINEミニアプリのOMOパッケージで実現!デジタル会員証施策 | CRM PLUS on LINE

ー LINE会員証施策を導入いただいていますが、会員証表示の方法として、アプリではなくLINEを選んだのはなぜでしょうか?

店舗に来店されるお客様の利便性を重視したからです。

ブランド・商品の特性上、来店頻度はそう高くないことが多い中で、個別のアプリをインストールいただくのはハードルが高いと感じていました。また、店舗にもよりますが、全体としては50代以上のお客様が多いため、スマートフォンでの操作をなるべく簡単にしたいという背景もあります。

CRM PLUS on LINEのLINEのログイン機能を活用することで、会員登録・店頭での会員証提示のフローを簡略化することができました。会員登録と同時にLINE公式アカウントへの友だち追加とID連携も完了するため、登録経路ごとのセグメント配信など、データを活かした配信施策もスムーズに実現できるのが良いですね。

LINEログインを利用した会員登録フロー

2つのLINE公式アカウントを1つに。
ユーザー体験を最優先した、アカウント統合の舞台裏

ー LINE公式アカウントの統合について、改めて詳しく教えてください。

2024年8月のオンラインストア統合のタイミングで、元々ブランドごとに運用していた2つのLINE公式アカウント(Y.YACHT STOREとラ・クッチーナ・フェリーチェ)を、「Y.YACHT STORE」に統合しました。

◆参考

オンラインストア統合のお知らせ | Y.YACHT STORE 公式通販サイト

https://store.y-yacht.co.jp/blogs/information/site-integration_202408

LINE公式アカウント統合のお知らせ | Y.YACHT STORE 公式通販サイト

https://store.y-yacht.co.jp/blogs/information/line_integration202409

統合直前の状況としては、「ラ・クッチーナ・フェリーチェ」のLINE公式アカウントのターゲットリーチ数が約8,000人だった一方、「Y.YACHT STORE」は約800人でした。

ターゲットリーチ数基準で考えるなら、「ラ・クッチーナ・フェリーチェ」のアカウントに統合する方が自然でしたが……「オンラインストアの名称(Y.YACHT STORE)とLINE公式アカウントの名称を揃えた方が、ユーザーにとって自然だろう」という判断のもと、「Y.YACHT STORE」のアカウントに統合することを決めました。

アカウント統合に際する手続きについてもCRM PLUS on LINEの担当者に相談し、「ID移行」を行いました。

ー 「ID移行」の手続きを行うことで、「ラ・クッチーナ・フェリーチェ」のストアでID連携していたユーザー様が、別途ID連携しなおさなくても統合後の「Y-YACHT STORE」にLINEログイン可能になるため、ID移行を提案させていただきました。
アカウント統合をふりかえって、どのように評価していますか?

ID移行のご提案をいただけたことで、お客様が新たに会員登録やID連携をし直すことなく、統合後の「Y.YACHT STORE」でもLINEログインが可能となり、お客様への負担を抑えながら、スムーズに統合・移行できたと評価しています。

LINE公式アカウントの統合から9ヶ月で、「Y.YACHT STORE」のターゲットリーチ数は8,000人(統合前のラ・クッチーナ・フェリーチェのターゲットリーチ数)を超えました。

ー 統合後の「Y.YACHT STORE」LINE公式アカウントへの友だち追加を促進する上で、最も効果的だった施策は何ですか?

LINE公式アカウントでの告知配信も行いましたが、やはり一番影響が大きかったのは店頭での声かけです。店頭用のPOPを用意し、レジ待ちの間などにお声がけさせていただきました。

LINEログインでの会員登録促進POPの写真

2024年8月移行(アカウント統合後)に新規でID連携いただいたお客様の登録経路で比較してみても、店頭からの登録が約8割、ECからの登録が約2割と、店頭登録の方が多いです。店舗ごとの登録状況も、CRM PLUS on LINEの店頭QRコード機能を活用して分析しています。

店舗ごとの特色を残しながら、ECともつながるLINE活用へ

ー 店舗と連携したLINE活用について、詳しく伺わせてください。店舗を中心にした運用を行っている印象を受けますが、メッセージ配信の企画はどのように行っているのでしょうか。

まず前提の背景として、「Y.YACHT STORE」「ラ・クッチーナ・フェリーチェ」 は全国に10店舗を展開(2026年2月時点)しており、店舗ごとに顧客層がかなり異なります。配信が効果的なタイミングもそれぞれ異なるため、配信内容・タイミング共に、各店舗ごとで裁量を持って決めるようにしています。

例えば、高槻店など地域密着型の店舗の場合、LINE配信を見てすぐに足を運んでいただけることが多いので、前日の閉店後20時に配信して、翌朝朝イチの来店につなげるという企画の反響が良い傾向にあります。

LINEメッセージのイメージ画

訴求する商品は、全店舗それぞれで毎月テーマを決めて選んでいるため、それに沿った配信をすることが多いですね。

ー 店舗ごとの特色に合わせた配信企画を行っているのですね!配信設定も店舗ごとに行っているのでしょうか?

はい。店舗ごとに担当者がいて、CRM PLUS on LINE( Message Manager )やLINE Official Account Managerの管理画面にログインして直接操作しています。

Message Manager内のリッチメニュー設定画面

UIも分かりやすく、馴染みやすかったです。あまり迷わずに操作できました。Shopify Flow上での配信ワークフローの設定は少しハードルが高いですが、担当CSの方にサポートいただけてありがたかったです。

Shopify Flowでの配信ワークフロー自動化例(ID連携後のポイント付与のLINE通知)

ー CRM PLUS on LINE導入後、登録経路(店舗・EC)ごとのセグメント配信が可能になったかと思いますが、現時点で見えてきている傾向の違いなどはありますか?

まだ取り組み始めたばかりではありますが、店舗から登録された方の方がエンゲージメントが高いという傾向は見えてきています。

Y.YACHT STORE LINE公式アカウントの友だち全員に向けた配信(読み物・キャンペーンのご案内など)の開封率は平均55%で、クリック率も7%ほどある一方で、オンラインストアの会員様だけを対象にしたセグメント配信(オンライン限定セール告知など)では、開封率は平均30%クリック率も5%ほどになっています。

現時点では、Y.YACHT STORE LINE公式アカウントの友だちの大半は店頭で登録したお客様のため、「全員配信時の開封率・クリック率の高さは、主に店舗で登録いただいたお客様が見てくださっているからなのだな」と実感しました。

Y-YACHT STORE LINE公式アカウントでのメッセージ配信例

今後も「Y.YACHT STOREとお客様の身近な接点」として、LINE活用を推進

ー 最後に、今後の展望について教えてください。

CRM PLUS on LINEとOmni Hubを導入したことで、店舗・EC・LINE連携の仕組みが整いました。現時点では店舗を主体とした配信企画が中心ですが、今後はECも絡めた配信企画にも注力していければと考えています。

お客様が普段利用している店舗やオンラインストアに合わせて、配信するメッセージの内容やタイミングなどの改善を重ねていき、「お客様とY.YACHT STOREの身近な接点」としてLINE公式アカウントを育てていきたいです。

- ぜひ今後もサポートさせていただければと思います。お話しいただきありがとうございました!

※記事の内容は掲載時点(2026年3月)のものです。

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