トラブルシューティング

設定完了後に表示できない場合等の対処法についてご案内します。

Shopify Flowで設定したLINE通知が配信されない

この記事は、CRM PLUS on LINEと連携したShopify Flowでの配信がうまくいかない場合のトラブルシューティング記事です。

◆参考:CRM PLUS on LINE × Shopify Flow 施策紹介

◆Shopify公式のページも併せてご参照ください。

なお、Shopify Flowのトリガー「スケジュール実行機能」を使用している場合には、「よくある失敗例と解決策」として別ブログ記事でも紹介していますのでこちらもぜひご確認ください。

まずはワークフローの実行ステータスを確認してください

本記事では、Shopify Flowで設定したワークフローの各ステータスごとに、エラー要因と解決方法を解説していきます。ステータスの確認方法はこちらをご覧ください。

Shopify Flow:ワークフローの実行ステータス

Case1.ステータスが「成功しました」かつ「アクションの実行記載あり」の場合

Shopify Flowの実行ステータス:「成功しました」かつ「アクションが実行されました」欄の記載あり

ステータスに「成功しました」と表示されており、かつ「アクションが実行されました」欄にも正しいアクション(画像例だと Add customer tags )が表示されているにも関わらず、LINE配信が届かないパターンです。弊社へのお問い合わせの多くがこちらに該当されます。

原因①:Flexメッセージ内にエラーがある

アクションで使用しているFlexメッセージの配信内容が、LINE Flex Message Simulator上で表示させた時にエラーがでている可能性があります。Jsonの記述間違えが多くの場合要因となっておりますので、こちらの記事を参考にしてエラーの修正を行ってください。

原因②:LINE公式アカウントの配信数が上限に達している

CRM PLUS on LINE × Shopify Flowで配信するメッセージは、LINE公式アカウントのプランごとに決まっている配信可能通数のカウント対象です(※LINE通知メッセージを除く)。ご契約いただいてるLINE公式アカウントの配信数の上限に達している場合には、従量課金による通数対象外のもの(例:あいさつメッセージ)を除き、LINE配信が行われません。

LINE公式アカウントのプランを更新していただきますと、再び配信可能となりますので更新手続きをお願いいたします。

▼LINE公式アカウント料金プラン
https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/plan/

Case2.ステータスが「成功しました」かつ「アクションの実行記載なし」の場合

Shopify Flowの実行ステータス:「成功しました」かつ「アクションが実行されました」欄の記載なし

「成功しました」というステータスですが、「アクションなし」という表記が出ています。これは、条件で設定した内容と合致しないという理由で、最後のアクションが実行されなかったパターンです。このような場合には、条件を満たすように再度設定を見直す必要があります。

◆条件の見直し例:購入完了通知をLINE配信する場合

下記ワークフローでは、条件として、Shopify顧客管理内の顧客タグにlineとtestタグの両方が設定されています。

例:Shopify Flowの実行条件

上記の場合では、該当顧客にlineタグとtestタグの両方が含まれていなかったのでLINE配信が届きませんでした。改めてアクション(今回の例ではLINE配信)を確認する際には、条件であるllineタグとtestタグを顧客に追加してからご確認ください。

Case3.ステータスが「エラーがある」の場合

Shopify Flowの実行ステータス:「エラーがある」かつ「アクションが実行されました」欄の記載なし

ステータスが「エラーがある」場合には、エラーの詳細が下記のように表示されます。エラーがでているので、最後のアクションも実行されていないパターンです。

▼例:メタフィールドの変数にエラーが発生している場合の表示

エラー表示例

このような場合にはエラーの原因となっている箇所を修正してから、再度ワークフローを実行して確認してください。

Case4.ステータスが「待機中」の場合

Shopify Flowの実行ステータス:「待機中」かつ「アクションが実行されました」欄の記載なし

原因①:ワークフローに「wait」が含まれており、その待機中のため処理が継続中

ワークフロー内に「wait 30 days」 など待機期間を設けている場合には、待機期間を経過するまでステータスが「待機中」となります。待機期間終了後に処理が走ると、ステータスが更新されるので、待機期間後に再度確認してください。

原因②:処理に時間がかかってアクションが完了していない

「wait」を使用していないが、トリガーもしくは条件部分で多くの人数を対象とする場合、処理が完了するまでに時間を要する場合があります。この場合も最後のアクションが実行されるまでステータスは「待機中」となりますので、アクション完了後に再度ご確認ください。

Case5. ステータスが「ワークフローの実行なし」の場合

Shopify Flowの実行ステータス:ワークフローの実行なし

原因①:トリガーの基準を満たしていない

ワークフローをオンにしてもLINE配信が届かない場合には、トリガーの条件が満たされずにワークフローが不発になっている場合があります。その場合には、「実行できなかった」と判断され「実行なし」の結果となります。

◆例:再入荷通知をLINE配信で知らせる場合に、再入荷の基準値となってる在庫数を満たさずトリガーが発火されない

原因②:ワークフローがONになっていない

該当のワークフローをONにしてから配信を確認してください。

Shopify Flow:右上の「ワークフローをオン」を確認

原因③:過去にワークフローを実行したが、完了から7日後に削除された

ワークフローが実行されてから7日間が経過すると、過去の履歴も削除されてしまいます。再度ワークフローを稼働するには、「ワークフローをオン」にしてからお確かめください。

解決しない場合は、サポート窓口にお気軽にお声がけください

本記事でご紹介したCase1〜5は代表的な事例となります。ストアごとに設定されている状況や他アプリとの兼ね合いなどで別の要因がある場合もありますので、問題解決に至らない場合はお気軽にサポートまでお問い合わせください。

また、極稀のケースではありますが、一時的にShopify Flowの機能障害が発生する場合があります。このような場合にはShopify Flow内にアラートが表示されますので詳細をご確認ください。

CRM PLUS on LINE サポート窓口:support@socialplus.jp

Freeプランに利用期間制限はありません!お気軽にインストールしてお試しください!

CRM PLUS on LINEに関するお問い合わせやご相談など、お気軽にお問い合わせください。